その経緯からわたしたちは、行政や地権者をはじめとした地域の皆さんとの関係を構築すること、MTBも里山と山道を利用する者として実際にその維持整備に関わることが大切だと考え、社会面および自然環境面の両側面で、MTBで里山を楽しめる環境を維持するための活動をしています。
◆わたしたちの活動方針
わたしたちは「自助と互助」の方針を基に活動しています。
里山を利用するだけの「フリーライダー」にならぬように、「受益者負担」を担いながら充分な配慮をしつつ、堂々とMTBで里山を楽しめる環境を創り、維持していくことを目指しています。
◆具体的な活動内容
山道や里山の維持整備に実際に関わり、その過程で地域の皆さんにMTBでの里山の楽しみかたがあることを知ってもらう。ハイキングやトレイルランニング等の他の利用者との共存をはかる話し合いや協力を継続する、といった活動をしています。
●二子山山系においては、当プロジェクトのリーダーが兼任する「ソッカ山頂プロジェクト」をはじめとして、「上山口寺前谷戸復元プロジェクト」や「二子山山系巡視プロジェクト」などの協議会の各プロジェクト活動に協力および参加をしています。
●二子山山系以外のエリアにおいても、里山保全をおこなう団体の活動に参加しています。また行政や地権者との話し合いのうえでわたしたちが主体となり、里山や山道の整備活動をおこなっている場所もあります。
●みうらの里山でMTBを楽しむ人たちに向けて、MTBで楽しめる環境を今後も維持していくにはどう行動すれば良いか、MTB専用コースとは異なる里山のMTBの楽しみかたなどを啓蒙および提案していければと考えています。
わたしたちは、現在少人数で活動をおこなっています。
残念ながら現時点では、わたしたちの活動がみうらの里山を誰もがMTBで楽しめることを保証するものにはなっていません。そうしていくには、みうらの里山をMTBで楽しむ人たち一人ひとりの心がけと行動が大切です。
みうらの里山におけるMTBを取り巻く現状を認識いただき、ぜひわたしたちの活動への協力や参加をお願いします。