二子山山系自然保護協議会とは

　二子山山系自然保護協議会（以下、「協議会」）は、葉山町、逗子市、横須賀市にまたがる、約660haを超える広大な里山・森林である二子山山系の自然を守り、地元住民、利用者、行政、土地所有者、市民団体等が協力し、人と自然のバランスの良い関係を構築し、次世代へ伝えてゆくことを目指して2009年10月に設立されました。

　二子山山系の自然環境を利用して多種多様の活動（ハイキング、トレイルラン、マウンテンバイク、手工芸、バードウォッチングなどの自然観察、農業等）が行われており、年々増加を続けています。豊かとはいえ限られた二子山の自然を守って行くためには、活動を行う利用者（個人、団体）が協力し合うことが必要であり、「協議会」は、利用者、土地所有者、行政等との調整役（コーディネーター）を担うことを目指しています。

　2011年に西武鉄道株式会社と、2012年には大和ハウス工業株式会社と、神奈川県、葉山町、「協議会」は、二子山山系における緑地機能の回復のため「葉山森づくり県民協働事業協定」を締結し、二子山山系の自然環境保全に協働して取り組んで参りました。

　なお、本協働事業実施に伴う必要な資金の一部として2011年4月より5年間「かながわボランタリー活動推進基金21より負担金の提供を受けました。

　2013年3月、近年様々な活動のフィールドとして注目されている二子山山系の豊かな自然を守り、調和ある利用・活用をはかり、将来へ伝えていくことを基本理念として制定されました。

　憲章自体は、何ら強制力を持つものではありませんが、二子山山系に関わる一人でも多くの方に賛同いただき実効性を高めていくことを目指しています。

　二子山山系自然保護協議会の活動は、それぞれ独立したプロジェクトが担っています。二子山山系の自然環境を利用する活動は多種多様、多岐にわたっていて、日々新しい活動が生まれています。

　協議会ではなく、活動をやりたい人や団体がプロジェクトを立ち上げて自主的に運営していただきます。

　「協議会」では、会員とサポート会員並びに賛助会員を募集しています。

　2016年4月より個人会員資格に「サポート会員」を加えました。「かながわボランタリー活動推進基金21からの5年間の資金援助が2016年3月末で終了したことから、「協議会」を資金面でも支援していただける会員として「サポート会員」を新設しました。

   　会員やサポート会員の皆さんは、協議会の各プロジェクトの活動に自由に参加していただくことができます。また、プロジェクトに参加するだけでなく、二子山に関わる新たな活動を企画しプロジェクトとして立ち上げていただくことができます。